嫌がらせをしてくる先生の、屈辱的な最後

私は27歳のフリーターです。私の小学校時代の話を書きます。小学5年生のころ、厳しいというか、意地悪な担任の先生がいました。こちらは子供ですから様々な失敗をするわけですが、先生はそれをネチネチと責め立てるのです。特に困ったのが、授業中にトイレに行きたいと申し出ても、「どうして休み時間に行かなかったの」と怒られ、行かせてもらえなかったことです。私たち生徒はほとほと困っていました。ところが転機が訪れました。ある日の授業中、15分くらいがすぎたころでしょうか、先生が落ち着かない様子でイライラと体を揺らしていることに気づいたのです。私はピンと来ました。先生はもしかしてトイレを我慢しているのではないか。ですが、生徒に「休み時間にトイレに行くな」という先生ですから、まさかトイレに抜けることもできないだろうし、どうするのだろうと思っていました。どうやらその日先生は会議やほかの業務に追われていたようなのですが、今思えば休み時間どころか昼休みにもトイレに行く時間がなかったのでしょう。それは5時間目だったので、もしかすると朝の始業から一度も行けていなかったのかもしれません。授業が始まって半分くらいがすぎたころ、先生はもう全く授業に集中できない様子でした。算数の授業でしたが、計算も間違えるし、教壇の上でじっとしていられない様子でした。残り10分となったころ、先生は「ごめんなさい。もうお手洗いが我慢できないの。ごめんなさい」と言って教室を飛び出して行きました。誰かが背中に「どうして休み時間に行かなかったのー」と叫びました。いつも私たちが言われていることです。先生はとても屈辱的な顔をしていました。私たち生徒はざまあ見ろと思いました。今思えば、少しかわいそうだったかもしれません。いずれにせよ、その日から先生の嫌がらせはだいぶ減ったことは言うまでもありません。その後、ぼくたちは六年生になり、その後先生のことは知りません。